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2026年9月09日

山科の薪ができるまで・・工場案内5

事務バイトのTです。
長らく投稿をさぼってしまいました。

前回は薪割機と薪割作業をご紹介しました。

今回はを割った薪(割木)を乾燥するためのカゴと袋ご紹介します。

薪割機で割った割木は、長さや太さごとに分類してカゴや袋に入れます。
「カゴ」の正式名称は「メッシュパレット」で、「網パレット」「ボックスパレット」と呼ばれたりもします。
ステンレス製で1㎥の容積です。

「袋」の正式名称は「ウッドバッグ」でフレコンバッグの一種です。「ウッドストック」「 薪袋」などと呼ばれたりもします。
化学繊維のメッシュでできたとても丈夫な袋で、これも1㎥ほど入ります。

カゴは地面に直置きしますが、袋はフォークリフトにつるすほうが入れやすいので、リフトがあいているときには写真のようにつるし袋の口がめいっぱい開くようにフォークの腕を一番広げて割木を入れています。

山科林業の主力の薪は、長さ36cmと50cmで、太さでは大きく分けると太割、中割、小割に分類しています。
ご要望に応じて、短めの薪や、極太の薪も生産します。

カゴと袋の使い分けは特にありませんが、カゴは4段まで積み重ねて保管できるのに対し、袋は安定性から積み重ねはしません。
乾燥場では通気性を良くするためにパレットの上に袋を置いています。
それで、乾燥場ではカゴのほうが保管面積が少なくてすみます。
でも、カゴと袋では価格がだいぶ違うので、うまく使い分けて活用しています。

36cmの太割、中割の割木は、空気の通りを良くするためにかごの中に「ロの字」になるように並べます。

36cmの小割の場合には3列に並べます。

50cmの割木は太割、中割、小割とも2列に並べます。

このようにカゴや袋に割木を入れて、天日と雨風にさらし続けることで次第に木の内部の水分が抜けてゆき、良い薪になります。
山科林業では火力による強制乾燥はせず、自然乾燥にこだわっています。

同じ日に割った割木でも、半年以上もたつと上のカゴと下のカゴでは色が違ってきます。
乾燥の度合いにはあまり大きな違いはないのですが、太陽光線や雨に直接あたりやすい一番上のカゴの割木は、濃い褐色になります。下のほうのカゴの割木は少し淡い褐色になっていきます。
割木も日焼けするんですね。
ちなみに、ほとんど日に当てないと生木の色がそのまま残っている感じです。火力による強制乾燥の場合もあまり色は濃くなりません。

乾燥場に並んでいるカゴや袋は、なかなか壮観です。
特に朝日の当たる時間は山の雰囲気もあいまってとても気持ちの良い景観です

次回は乾燥場をもう少し詳しくご紹介します。