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2023年8月10日

建物図面

測量士でない者には、伐採範囲が地籍図でどの範囲になるかというのは、割に曖昧です。

田んぼの畔、宅地の角とかは一応参考になって、大体この線だろうな、というのが分かります。

道路の端はあてにならず、だいぶザックリとした線になります。

もし測量して杭を打ってあれば、地籍図の土地の境(筆界)が現実のどこにあるかは明らかになります。

そして、山林では部外者に筆界は全く分かりません。多くの場合、当事者(地権者)も分かりません。

なので田舎(山林が多い)の国調は全く進まないのです。

山林内で伐採範囲を決めるときに、建物の壁の延長線上を伐採範囲の境界にすることは多いので、筆界と建物の位置関係が正確にわかる図面は役に立ちます。そういう図面は2種類あるそうで、法務局でもらえる建物図面と、役場で貰える建築確認申請とです。建築確認申請は閲覧に持ち主の委任状が必要です。建物図面は誰でも閲覧できる図面です。

写真はある山林に建っている建築物の建物図面になります。四角の建物が3つ固まって建っており、土地の境界(筆界)が重ねて書いてあります。これと集成図、地籍図とを比べれば、建物の壁を目安に伐採範囲を決めた場合でも、伐採範囲にかかっている土地の番地が正確に分かります。写真のは1/1000の縮尺の図でした。